HW編一章終幕（だいぶ前）

ＨＷ編が10月頭にようやっと終幕いたしました。
もうちょっと早く更新完了するつもりだったのですが、
人間の体調はままならねぇですね…（遠い目）
　では、こんなそんなのＨＷ編あとがきでーす。

・ＨＷ編サブタイの話
　直訳（？）すると「幽霊たちの小休止」となるのですが、
タイトルの意図、昔のことすぎて覚えてないって言うね（真顔）
おそらく「タイムアウト」はファンタピアの「時間操作（一時停止）」とかけていた――
――んではないかと思います。もしくは「時間外」的なニュアンス（苦笑）
　今更思えば、ほぼ無限の時間を漂うゴーストが時間に追われるっていうのは、
なんというか皮肉というか矛盾というか……（苦笑）
…冷静になって考えると、ＴＷＬの生死観ってどーなんってんですかね……。

・賢者の森と精霊+αの話
　たまたま噛み合う設定が手持ちにあって、
「どれ」とｔｗｓｔ仕様にコンバートしたら、
半自動的にバージョンアップまでされ、付属キャラクターがどっさと増えた次第です。
　安易に神子なルーファス爺が全面的に悪いのです。ドラゴン義娘はマジ想定外。
ただエトさんのことに関しては、厳密には三献人のアレコレ遺産なので……
…じーさまだけが悪いわけではないんですけどね…（苦笑）
　精霊軍は、基本的には本編に登場させないスタンスです。
ただ「設定/システム」上、話題に関わってくる場合には、出てくることになるかと思います。
あと……キャラが勝手に動き出した場合、も……ね…（汗）
エストが…ね…無邪気かつ空気ブレイカーなもので…ね…。…風の精霊なのに…（苦笑）
　どーでもいい補足（？）ですが、ＨＷ編後デミドラ双子は別の魔法学校へ通うことになってたりします。
二人とも「人間レベルの輪に加わったところで…」と地元に残っていたのですが、
今回の事で「人間の輪に加わる」ことの意義が変わったようで、ツテのある魔法学園へ編入したようです。
因みに姉と母親は別の学校（女学校）出身。お父さんはホラ生粋の精霊だから（笑）

・監督生との話
　おそらくこれはずぅーっと引きずり続けると思います。
凡人と天才は歩み寄ることはできてもわかり合うことはできない――
――と思うので、視点の違いによる軋轢は生じ続ける思います（苦笑）
　ただそこにいるだけで、凡人のアイデンティティをぶち壊すバケモノなので、
夢主の傍に居ざるを得ない監督生ちゃんは本当に（精神的に）苦労すると思います。
…世の衣食住に苦労する監督生さん――と、どっちが「楽」だったでしょうねぇ～…（苦笑）

・リコリスの話
　リコリス＋友人たちの設定は、ＨＷ編に際して起こしたキャラたちではなく、
それ以前に起こしたキャラたちで、なんか丁度よさげだったので起用した次第です。
ふつーに考えたらポム寮勢から出すべきところだったか――と今更思っているのですが、
不安で逃げ出す――という件を考えると、ポム寮でなくてよかったなーとも思っています。
ポム寮メンツは自分の芸が通用するかどうかで悩まない――っていうか、
悩んだとしても逃避の先は（無理な）練習なので、ここまでの大事にならなかった（鬼）
…ただリコリスは、あんなグチョグチャな過去設定にせんでもなぁ～…と自己嫌悪も感じております…（苦笑）
　ＨＷパレードにおけるリコリスについてのアレコレは、その内すきかって帳にて語らせていただこうと思います。

・夜間襲撃アレコレの話
　ぶっちゃけてしまうと、24話にてＮＲＣを襲撃したのは、旧灰魔団員たち。
ワケあって七団長が総リコールとなった折、前七団長と共に除籍・退団した団員がおりまして、
「総リコールは不当だった」と（一部テロ紛いの）抗議活動をしておるのです。
んで、七団長総リコール、もとい灰魔クーデターの旗頭だったのがオニーチャンでして、
仇敵の弱みを握る（誘拐）、最悪殺せばアロガンスの化けの皮を剥ぐことができる――と考えた模様です。
　ただもっとぶっちゃけて言うと、この度の襲撃に投入された人員は捨て駒。
有能だが（古参かつ義理で動いている）邪魔な人材の廃棄が目的で、夢主の誘拐ｏｒ殺害は「あわよくば」程度。
因みに、動員された若い隊員たちは、扱いやすいが感情の起伏が激しく伸びしろがない――と判断され投入されている。
　旧灰魔は典型的な腐敗組織なので、ほぼ間違いなく悪い組織なのですが、
その「不正」で益を受けたり、生活が潤った無辜の人々、というのもいるので、
真っ黒には（たぶん）違いないけれど、地域によっては支持が途切れていなかったりします。
…ただ、それを優に上回る支持を現灰魔が受けているので、
旧灰魔の支持はカルト的なモノ/認識なんですけどね…（苦笑）
…ただ新生灰魔も輝石の国などの先進国においては
「武力で解決する」という事実/印象から「脳筋」と見縊られている観があったりする。
…そしてそれを逆手にとって上手くやるのがオリナ兄さんの仕事（笑）

・リーパー＋αの話
　間違いなく、余計な設定だとは思うのですが、
出来上がってしまった以上は（勿体ないオバケ故）反映させないわけにはいかないな――と（開き直り）
ただ、改めてよく考えると、リーパーがいたらゴスマリストが成立しないのでは？？
…と思いましたが、リーパー出動案件はデーモン（悪霊）絡みだそうなので、
迷惑であっても悪霊化していないゴスマリ一派はリーパー出動案件とはならないようです（笑）
…まぁそもそもＮＲＣ勢は出動要員ではないのですが（笑）
　――で、幻章と銘打たれたＨＷ編二章の一話に登場したクイーン様ですが、
最悪でも６章までは本編に絡んでくることはない（はず）です。
松本がトチ狂って架空イベネタぶっこんだ場合には出てくる可能性がありますが、
そういったことがない限りは、出てこないと思います。
…ただ、ビジュアルが個人的に好みのお姉様だもので、
発作的女子描きたい病ですきかって帳に絵を投稿するかもしれません。…ご容赦をば！


　言うまでもなく、オリジナル成分が過分な外伝レベルの閑章でした。
おかげさまで（一部頭抱える部分もあったが）非常に楽しく書くことができました！
…これで心を落ち着けて、三章はオリジナル路線へかっ飛ばないように――…と思っていますが、
なんか監督生ちゃんと夢主の足並みが揃わなくて既に難航しております（白目）
全部…全部夢主が悪いんや……。一人で生きられるくせに人を巻き込むアイツがァ……！
　なんつーか、もうここまでくるとマジで開き直るべきなのでは――とも思うのですが、
ガチで開き直ったらおそらくオリジ侵蝕の歯止めが利かなくなると思うので、
開き直ることはせず、これからも書いていこうと思います。
　それでは、長く続いたＨＷ編および、あとがきにお付き合いいただきありがとうございました！タラバ！